後ろを振り向くと、右奥には 中学校にもあったような人体の内臓模型の 人形が片腕をなくしたまま私を 見つめていた。 そしてその横には、ガラスの容器… よく見ると中には人間の脳のようなもなが ホルマリン漬けにされていた。 あまりの薄気味悪さに、私は立上がり 帰ろうとした時、部屋の奥のドアがあき 一人の博士のような老人が入って来た。