もうすぐ片瀬さんのところに四人めが生まれる。
サッカーをやりたいと話していた片瀬家には三人の男の子が授かり、四人めは女の子を望んでいたが今度も男の子が誕生するようだ。
愛音と美音二人の女の子を授かった俺たちが片瀬家に遊びに行くと、二人の娘たちを片瀬さんを筆頭に、翼颯、翔が溺愛して取り合いだ。
「ほんとに、香田のとこのあーちゃんとみーちゃんは可愛いよなぁ。
うちの嫁に二人ともほしいなぁ。
なぁ、香田、うちの息子たちの許嫁に二人とも今からしてくれないか?
こいつら俺に似てイケメンで将来有望だぞ?」
「はぁ!?
片瀬さんと親戚なんてまじ、勘弁してくださいよ。
まぁ三人とも確かにイケメンだけど俺、イケメンとの結婚は絶対に許しませんから!」
「なんだよ、その訳わかんねー反対理由は」
俺たちの言い合いをよそに、翼は愛音を、颯は美音を抱き締めてチュッと唇にキスをした。
「おいっ……………今、お前たち何をした?」
呆然として固まる翼と颯は、真っ赤な顔をして、狼狽えている俺に愛音と美音が
「パパとママがいつもしてること!
好きな人とするんでしょ?」
とにこにこ笑っい口を揃えてそう言った。
「息子たちのファーストキスを奪ったんだ責任とれよな香田。
許嫁成立だな」
片瀬さんが口角をあげてにやりと笑う。
「嫁にやるときは一発殴るから、結婚式は青たんつくった顔で挙式するのが条件だ!」
「ふーん、お父さん、娘からの手紙に号泣しないように今からしっかり涙腺きたえとけよな」
おませな我が家の娘たちと、奥手で恥ずかしがりやのイケメンジュニア。
片瀬家と香田家の付き合いはまだまた末長~く続いていきそうだ。
サッカーをやりたいと話していた片瀬家には三人の男の子が授かり、四人めは女の子を望んでいたが今度も男の子が誕生するようだ。
愛音と美音二人の女の子を授かった俺たちが片瀬家に遊びに行くと、二人の娘たちを片瀬さんを筆頭に、翼颯、翔が溺愛して取り合いだ。
「ほんとに、香田のとこのあーちゃんとみーちゃんは可愛いよなぁ。
うちの嫁に二人ともほしいなぁ。
なぁ、香田、うちの息子たちの許嫁に二人とも今からしてくれないか?
こいつら俺に似てイケメンで将来有望だぞ?」
「はぁ!?
片瀬さんと親戚なんてまじ、勘弁してくださいよ。
まぁ三人とも確かにイケメンだけど俺、イケメンとの結婚は絶対に許しませんから!」
「なんだよ、その訳わかんねー反対理由は」
俺たちの言い合いをよそに、翼は愛音を、颯は美音を抱き締めてチュッと唇にキスをした。
「おいっ……………今、お前たち何をした?」
呆然として固まる翼と颯は、真っ赤な顔をして、狼狽えている俺に愛音と美音が
「パパとママがいつもしてること!
好きな人とするんでしょ?」
とにこにこ笑っい口を揃えてそう言った。
「息子たちのファーストキスを奪ったんだ責任とれよな香田。
許嫁成立だな」
片瀬さんが口角をあげてにやりと笑う。
「嫁にやるときは一発殴るから、結婚式は青たんつくった顔で挙式するのが条件だ!」
「ふーん、お父さん、娘からの手紙に号泣しないように今からしっかり涙腺きたえとけよな」
おませな我が家の娘たちと、奥手で恥ずかしがりやのイケメンジュニア。
片瀬家と香田家の付き合いはまだまた末長~く続いていきそうだ。