うん、お互いが好きで堪らない。
お互いに気を許し合っている、良き先輩の片瀬さんに、いい後輩の竹内さん。
蓮司を支えて一緒に仕事している仲間。
毎晩、くたくたになって帰宅していたけれど、大変だけじゃなくて好きな仲間と一緒に働けてることに少しほっとする。
そんな風に思いながら二人を観察していた私の横で、相変わらず蓮司は腰に回した手をゆるめることなく、
口を尖らせ竹内さんに文句を言っている。
「余興…あぁっ!!
そういえば、お前!!
去年のハロウィンの時だって、ちゃっかりコスプレした明莉を携帯でとっただろ!」
「随分と今さらな話ししますね。
……ばれてましたか。
っていうか全員撮ってたでしょ!
俺だけじゃないでしょ」
「ツーショット写真は片瀬さんとお前だけなんだよ!」
「うわっ!
しっかりチェックしてたんだ!
だってあの時はまだ香田さんの彼女じゃなかったじゃないですか!
あっ、もちろん今もしっかり携帯に保存してありますから」
竹内さんが携帯をポケットからだし、蓮司に向けてヒラヒラさせた。
お互いに気を許し合っている、良き先輩の片瀬さんに、いい後輩の竹内さん。
蓮司を支えて一緒に仕事している仲間。
毎晩、くたくたになって帰宅していたけれど、大変だけじゃなくて好きな仲間と一緒に働けてることに少しほっとする。
そんな風に思いながら二人を観察していた私の横で、相変わらず蓮司は腰に回した手をゆるめることなく、
口を尖らせ竹内さんに文句を言っている。
「余興…あぁっ!!
そういえば、お前!!
去年のハロウィンの時だって、ちゃっかりコスプレした明莉を携帯でとっただろ!」
「随分と今さらな話ししますね。
……ばれてましたか。
っていうか全員撮ってたでしょ!
俺だけじゃないでしょ」
「ツーショット写真は片瀬さんとお前だけなんだよ!」
「うわっ!
しっかりチェックしてたんだ!
だってあの時はまだ香田さんの彼女じゃなかったじゃないですか!
あっ、もちろん今もしっかり携帯に保存してありますから」
竹内さんが携帯をポケットからだし、蓮司に向けてヒラヒラさせた。