「香田さ~ん」
「なんだよ…」
いつもの無愛想で不機嫌全開の俺に浜谷は臆することなく俺の腕にまとわりつく。
「さわんなよ」
「や~んっ。
そういう顔の香田さんも格好い~い!
片瀬さんも素敵ですけど私香田さんがタイプなんですよね~」
「俺は別に全然お前タイプじゃないから」
「やだぁ!
昼間のにこやかな香田さんも素敵ですけどツンツンしてる香田さんってもっといいですぅ」
「浜谷…お前酔ってるのか?
けっこう飲んでるよな」
ふにゃりと笑った浜谷は俺の腕にぎゅうっとしがみついて頬を刷り寄せた。
「ふふっ。
酔ってま~すっ!
酔っぱらいじゃないと大好きな香田さんになんてからめませーんっ」
そんな俺たちを片瀬さんが口角を上げて見ていることに気づいた瞬間、浜谷が俺にしがみついてすり寄っている姿を携帯で写したのだ。
最悪だ…。
当分今の写真をネタに俺を脅すんだろう。
「なんだよ…」
いつもの無愛想で不機嫌全開の俺に浜谷は臆することなく俺の腕にまとわりつく。
「さわんなよ」
「や~んっ。
そういう顔の香田さんも格好い~い!
片瀬さんも素敵ですけど私香田さんがタイプなんですよね~」
「俺は別に全然お前タイプじゃないから」
「やだぁ!
昼間のにこやかな香田さんも素敵ですけどツンツンしてる香田さんってもっといいですぅ」
「浜谷…お前酔ってるのか?
けっこう飲んでるよな」
ふにゃりと笑った浜谷は俺の腕にぎゅうっとしがみついて頬を刷り寄せた。
「ふふっ。
酔ってま~すっ!
酔っぱらいじゃないと大好きな香田さんになんてからめませーんっ」
そんな俺たちを片瀬さんが口角を上げて見ていることに気づいた瞬間、浜谷が俺にしがみついてすり寄っている姿を携帯で写したのだ。
最悪だ…。
当分今の写真をネタに俺を脅すんだろう。