「…麗花」 あまりにも真剣なお顔で私の名前を呼ばれるので、 「…はい」 私の心臓はもう破裂寸前です。 「…もう寝るぞ。」 そう言ってまた目を閉じるあなたに私の鼓動が聞こえていないか心配です。 でも、あなたに名前を呼んでもらえて、とても幸せですわ。 そう思いながら、私は意識を手放しました。