「麗花ー!駅前に新しいクレープ屋さんができたの!一緒に食べに行こうよー!!」 放課後、ミナさんが誘ってくださる。 「すみません、今日は用事がありまして。また今度、誘ってくださいます?」 「そうなんだー!じゃあまた今度だね!麗花バイバーイ!!」 ミナさんのお誘いを断ってしまったことの罪悪感がありますが、私はどうしてもやらなければならないことがあるのです。 それは、A区に行くこと!