「ま、真崎…」



恭也さん…!!



「おい、真崎ってまさか青龍の総長の?!」



「おいおい嘘だろ、総長直々登場かよ?!」



恭也さんがいらっしゃった途端に明かに焦り出すブラッドの方々。



「お、おい、ちょっと待てっ…!!」



焦る宮瀬さんを殴り飛ばして、ほかのブラッドの方々を蹴り飛ばしていく。




気づいたらもうすでに四人は気を失って倒れていらっしゃる。




す、すごくお強いですわ…!




「あ、あの、助けに来てくださって、ありがとうございます!」



「当たり前だ。くるのが遅くなってすまない。」



そう言って私の頭を撫でてくださる恭也さん。



やはりとてもお優しい方ですわ。



「モールス記号、ご存知だったのですね。」



「当たり前だ。」