「お披露目に関しては里奈に任せればいいだろ!」
里奈、さん?
とはどなたでしょう?
「里奈さんは涼介さんの彼女さんです。確かきょうアジトに来る予定では…。」
「みんな久しぶりーって誰この美少女?!誰の彼女?!」
声がする方をみると、背が小さくてとても可愛らしい女の子が立っていました。
「里奈さんですか?初めまして、高宮麗花と申します。」
彼女の前に立ってそう挨拶をする。
「かっかっかわっ」
「??」
「可愛いー!!!え、なにこのお方?!こんなに美しくて麗しいお方見たことないわ私!!
え、女神様?!女神様なの?!」
いきなりそうおっしゃる里奈さん。
ミナさんと似て、とても可愛らしいお方ですわ。
「里奈うるせーぞー。叫んでねーで自己紹介しろー。」
そう涼介さんがおっしゃると、私の手をギュッと握ってブンブンと振り回し始める里奈さん。
「私!竹内里奈って言います!里奈って呼んでください!女神様!!!」
め、女神様???
私のことかしら?