「麗花さん、今日もお美しいっす!」
「麗花さん、今日も麗しいっす!」
「麗花さん、今日もマジ天使っす!」
「ふふっみなさんにいつも褒めていただいて光栄です。今日はみなさんにブラウニーを焼いてきたんです。
よかったら召し上がってください。」
「「「「「「「あざーっす!!!」」」」」」」
仮の姫になってから早くも三週間。
最初は青龍のみなさんと打ち解けられるか心配でしたけど、もうすっかり仲良しです。
みなさん見た目は少し怖いですけどとっても優しい方々なんですよ。
「あ、麗花ちゃーん!早くこっち来なよー!!
俺も麗花ちゃんが作ったブラウニー食べたーい!!」
「唯斗さん!すぐそちらに向かいますね。」
そしてアジトには本当に頻繁にくるようになってしまいました。
「麗花さん、もうすっかり人気者ですね。こんなに早く打ち解けられるとは驚きです。」
「もうすでに麗花教が出来てるもんな。」
麗花教?!
「ってうか麗花ちゃんいつになったら敬語外してくれるのー?」
唯斗さんがそうおっしゃって私に抱きついてくる。