「そうですよ!麗花さんが謝らないでください!あ、ここにいる人たちはみんな幹部なんですよ!」


幹部?



「そうなんですか。では、みなさんお強いのですね。」



そう微笑んで言うと、やはりみなさん少し悲しそうな顔をされて。



私がここにいることが、みなさんを悲しくさせているんでしょうか。



「あ、あの、私そろそろ帰らなければいけないので…。」



そう言って階段の前までにいくと、ちょうど階段を上がってこようとされたお方がいて。



お顔を見たら、思わず見惚れてしまいました。