ひなちゃんと仲良くなって、
移動教室とかも、
クラスでも一緒にいることが多くなった。
ひなちゃんは友達が多くて、ひなちゃんを介して友達が増えていった。

そんなある日の休み時間。
いつものようにひなちゃんと話していると
ひなちゃんがいつものごとく頭をポンポンしてきた。
ひなちゃんは、友達の頭をよくポンポンする。
あ、女子だけだよ!
でも、今日はなんか、いつも感じる気持ちと
違う感じがした。
心臓がギュッてなって、痛かった。
それに子宮?辺りがキュってなった。
その後の授業中はずっと、バクバクいってて、
体が暑かった。

その日からだろう
私がひなちゃんを意識しはじめたのは。
ひなちゃんと目が合う度にドキドキして、
朝、ひなちゃんが来ないと落ち着かなくて、
ドアの方見てソワソワしてた。

女子にまで嫉妬して、馬鹿みたいに泣いたりした。

これが恋だと気づいたのは
それからちょっとしてから、、
はじめは戸惑ったけど、嬉しかった。