ずっとなんて、言わないで

ノンフィクション・実話

あんず7/著
ずっとなんて、言わないで
作品番号
1584571
最終更新
2019/12/22
総文字数
611
ページ数
4ページ
ステータス
未完結
PV数
7
いいね数
0
ーーーー「こんな漢字も書けないの?」


……ん?


え。うそでしょ、



私の目の前には中1の頃から気になってた
渡辺がいた。


ーーーー「書けるなら書いて…」


彼は左手で模造紙にスラスラと漢字を書いた、
汚いけど、それでも私にはカッコよく見えた。



ーーーー「ありがとう」


彼は歯に噛んで外に出て行った。




明日は文化祭。
その準備に追われていた放課後、
疲れなんて吹っ飛んでいた。


教室を去った彼をなぜか私は、追ってしまった。




ーーーー「…ねぇ!」


彼は不思議そうにでも何か察したように
こっちを向いた。


ーーーー「渡辺のお兄ちゃんと私のお姉ちゃん、サークル一緒って知ってた?」


ーーーー「まじ?」

彼の笑顔、、
私まで笑ってしまう


ーーーー「すんごい偶然じゃん、やば笑また聞いとこー。
準備、頑張れよ。」



ーーーー「…」

すぐに返事なんてできなかった。


ーーーー「…うん、ありがとう。渡辺も」

彼は少し微笑んで自分の教室に帰って行った。




ーーーーーーーー文化祭当日



彼は楽しそうに


女と写真を撮っている



あらすじ
片想いをしている、岩崎ななこ。彼女は、いつも追いかけて、片想いばかり。不器用だし、好きな気持ちがすぐ表に出て気づかれてしまう。ーーーー追いかける恋って幸せになれないの?そんな疑問を持ちながら、彼女は中高の青春を送る。
中2で出会った彼、渡辺蓮は運命の人?
それとも、、「もう離れないよ、ずっと」その言葉、信じていいのだろうか。

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