「あ、そうですか、はい。失礼します。」
敏江が受話器を置いた。
「どう?大家さん、何て?」
「古い家で、長い間人が住んでなくて、あ
まり掃除がされて無かったから、見知らぬ
物が出てくるのはおかしくないって。ゆ
ゆ、その手帳、可愛いから使いたかったら
使えば?」
「やったーー!日記をつけよう!」
昨日の夜、父の部屋から、赤と白と青のチ
ェック柄の手帳が出てきた。一目見た時か
ら「使いたい」と思って、大家さんに相談
した。
早速、部屋で手帳をパラパラとめくってみ
る。
「え、、?」
敏江が受話器を置いた。
「どう?大家さん、何て?」
「古い家で、長い間人が住んでなくて、あ
まり掃除がされて無かったから、見知らぬ
物が出てくるのはおかしくないって。ゆ
ゆ、その手帳、可愛いから使いたかったら
使えば?」
「やったーー!日記をつけよう!」
昨日の夜、父の部屋から、赤と白と青のチ
ェック柄の手帳が出てきた。一目見た時か
ら「使いたい」と思って、大家さんに相談
した。
早速、部屋で手帳をパラパラとめくってみ
る。
「え、、?」