『私も幸せだよっ♪
でも……』


そんな中途半端な言葉もすべて、
キスでかき消されてしまう。



こんなに幸せなのに……



しかし、
ふたりは繋がってしまった。



これまでになかった気持ち…
今までと違う感情や心情。


誠実は…
私のすべてを受け入れてくれている。



『少しずつでいいからな…。
ずっと好きだった…。
大好きだった…』



そう伝えてくれる誠実は更に、
求めてくれる。


お風呂場での語り合いが、
頭によぎって更に恥ずかしい気持ちになってしまった。





点呼がある手前に部屋へ戻ろうとした矢先、
阿佐くんや悠樹くんが戻ってきている時…


ばったり会ってしまい、
冷やかしの矢が…こっちに向いているけど幸せなふたりにはどうだって良かった。