よく理解できないまま固まっていると。


「そーだ、ついでにこのまま着替えよっか」

「えっ、ちょっとまっ……」


このままワンピースを脱がされてしまったら、とても恥ずかしいことになってしまう……!!


体型に自信があるわけじゃないから、こんな明るいところで芭瑠くんに見られるのはぜったい無理……っ!!

あわてて抵抗しようとすれば。


「失礼いたします。
ご夕食の準備が整いましたので、そこでストップしていただけますか?」


「……また来たの柏葉。キミってほんとつくづく僕と芙結の邪魔をしてくるんだね」


えっ、ま、また柏葉さんいつの間に!?
気づいたらソファの真横にいるし!!


「芙結さまが戸惑われておりますし、これ以上芭瑠さまが暴走してしまうのを見過ごすわけにはいきませんので」


「僕の芙結なんだから柏葉にはカンケーないんじゃない?」

若干不満そうな芭瑠くん。