今度は首筋にキスが落ちてきて。
「……んっ、まっ……」
触れただけかと思ったら、舌で軽く舐められて身体がピクッと跳ねる。
な、何これ……っ、なんかゾワッてなるし、ますます力が抜けてく。
「……はぁ、柔らかいね芙結の肌って」
「は、る……くん」
「病みつきになりそう」
「ん……っ、」
一瞬チクッと痛くて、首元を強く吸われたような感じがして
そのあとチュッと音を立てて唇が離れた。
「……あー、やっぱ芙結は肌が白いから
すごく綺麗に紅く残ってる」
自分の唇を舌でペロッと舐めながら、満足そうに笑う顔にかなりドキッとした。
「これ、隠しちゃダメだよ?」
「か、隠すって……?」
「あとで首元見てごらん」
首元に何かしたのかな?
そういえば少しだけ痛かったけど、それは関係してるのかなぁ?