◆◆◆
私はついさっきに終わったゲームにため息を吐き落ち込んでいた。
始まりがあれば終わるのが普通だ。
特にこういったゲームならば特に、終わりは突然きても仕方ない。
そんな落ち込んでる私の下に電話が鳴る。
発信者は、ソレア。
こんな名前だが外国人という訳ではない。この名前はゲームの中で使っている名前である。
引きこもりと言っても、全く知り合いがいないという訳ではない。
別にVRゲーム歴が長い訳でもないけど。
ピッ
「………もしもし………何、ソレア……」
『どしたの?めっちゃテンション下がってるじゃん!』
「やってたゲームが終わってた……」
『ああー、それは悲しいよねー』
まるで一言である。
『なら今は暇なんだよね?』
「…そうだけど…」
『じゃあゲームやろう!新しい』
「今とてもそんな気分じゃ…」
人の話を聞いているのだろうか?
『ゲームの事はゲームの中でしか解決出来ないよ。私も手伝うからさ!』
「……なんのゲーム?」
『そうこなくちゃ!ロスト・ファンタジアっていうVRMMOゲームだよ!』
「最近よくCMで流れてるアレだよね?」
『それだよ。マレイもやってるよ!』
「そうなんだ」
『うん!それでね、それでね!──…』
それからはソレアの個人的なゲームプレイの話ばかりだった。
マレイは相変わらず対人戦を中心に楽しんでるらしい。
重要なNPCなんかは、かなりかっこよく作り込まれていてしかも強いとか。
まあ色々聞いた結果、AIが凄いってのが売りのゲームらしい。あと多少の運営の悪ふざけもある。
そんなこんなでロスト・ファンタジアというVRMMOゲームを購入した。
私はついさっきに終わったゲームにため息を吐き落ち込んでいた。
始まりがあれば終わるのが普通だ。
特にこういったゲームならば特に、終わりは突然きても仕方ない。
そんな落ち込んでる私の下に電話が鳴る。
発信者は、ソレア。
こんな名前だが外国人という訳ではない。この名前はゲームの中で使っている名前である。
引きこもりと言っても、全く知り合いがいないという訳ではない。
別にVRゲーム歴が長い訳でもないけど。
ピッ
「………もしもし………何、ソレア……」
『どしたの?めっちゃテンション下がってるじゃん!』
「やってたゲームが終わってた……」
『ああー、それは悲しいよねー』
まるで一言である。
『なら今は暇なんだよね?』
「…そうだけど…」
『じゃあゲームやろう!新しい』
「今とてもそんな気分じゃ…」
人の話を聞いているのだろうか?
『ゲームの事はゲームの中でしか解決出来ないよ。私も手伝うからさ!』
「……なんのゲーム?」
『そうこなくちゃ!ロスト・ファンタジアっていうVRMMOゲームだよ!』
「最近よくCMで流れてるアレだよね?」
『それだよ。マレイもやってるよ!』
「そうなんだ」
『うん!それでね、それでね!──…』
それからはソレアの個人的なゲームプレイの話ばかりだった。
マレイは相変わらず対人戦を中心に楽しんでるらしい。
重要なNPCなんかは、かなりかっこよく作り込まれていてしかも強いとか。
まあ色々聞いた結果、AIが凄いってのが売りのゲームらしい。あと多少の運営の悪ふざけもある。
そんなこんなでロスト・ファンタジアというVRMMOゲームを購入した。