「終わった・・・」

「はい。 席決まったんで、そこへ移動して
してくださーい。」

と先生が言っている。


しぶしぶ私は机を動かし、キレイに隣同士
くっつけた。


「さぁ 算数やるよ。 教科書の12ページを
開いて。」

先生は授業を始めようとしていたが、
私はそんな気持ちになれなかった。


「じゃあ 早速だけど、この問題を解いたら
隣同士で確認してくださーい。」

《っっっえええー》