こんなこと 言いながら 俺の Tシャツの裾を
掴んでくる


こんなこと 言われても 困る



美月の所に 早く行かないと 始業式始まる



「ほんとに ゴメン 恵美のことは 友達として
好きなんだ でも 友達以上には 見えない
この意思に 嘘がつけない
・・・行かしてくれ」



「分かった だけど 諦めろって言われても
それは 無理ですから・・」


と言って 俺の裾を 放してくれた