確かに私は感情を出すのが下手で、よく何考えてるか分からないって言われる。 龍くんにもそのせいで余計な心配をかけていたみたい。 「じゃあ、お願い。もう他の男のこと見ないで。触らないで。関わらないで」 龍くんはそう言いながら私の頬に手を添えてキスをした。