龍「楓!待てよ!」
パシッ
「離して!」
龍「なんで泣いてんだよ!!」
なんで泣いてる…?そんなの失恋したからに決まってるじゃない…あんたはこういう時までも、私を惨めにさせるの?
「いいから離してよ………っ!…」
え…?
「な、んで……?」
龍「目の前で、好きな女が泣いてんだ。放っておけるわけねぇだろ。」
「ウ、ソ……」
龍「こんな状況で嘘なんか着くかよ、お前が泣いてるって事は、そういうことでいいんだよな」
きっと、両思いってことなんだろう
「う、ん…」
龍「ったく、……いつまで待たせんだよバーカ」
「いつまで…?」
龍「お前はホント鈍いっつーかなんつーか」
「っな…」
龍「でもまぁ、そんな所も可愛い。」
かわ、っ…
「……バカ…」
龍「俺をこんなに待たせたお前の方がよっぽどバカだろ笑」
「いつから、想ってくれてたの?」
待たせた待たせたって何回も言うけど…
龍「そうだな〜……少なくとも中学生になる前からだな」
「え!?そんなに?!」
龍「ったりめーだろ?俺は一途だからな!」
「一途にも程があるよ……」
龍「まぁ、な笑 けどまぁこうやってやっと叶ったんだ。」
「うん……」
龍「これから、俺の彼女として、よろしくな。楓」
「うん」
〜END〜
〜おまけ(付き合ったあとの2人のデート)〜
「龍〜これ可愛くない?!」
龍「あ?あー…お前趣味悪w」
「はぁ?!酷くない?!」
こんにちわ!私は今、先日彼氏になったばかりの龍と休日デートをしてます!
にしてもこのクマ可愛いと思うんだけどな…趣味悪まで言っちゃうかこいつわ!!
「ふん!もういいもん!」
龍「あ、怒った」
こうなったらひとりで買い物するもん!!
「お揃いで持てたらなんて思ってたけど……もういいや…((ボソッ…」
龍「………」
「ふ〜…結構買ったな〜」
龍「買いすぎだろww」
「女の子はお買い物がストレス発散にいいんです〜!」
それにしても本当に買いすぎた笑
でもまぁ全部欲しいものだったしいっか!
龍「あ!俺も欲しいものあったんだった!!ごめん!すぐ戻るから待ってて!」
「え、あ、うん」
めっちゃダッシュで行ったんだけど……笑
数分後………
龍「悪ぃ遅れた!!」
遅れてませんけどね?
「待ってないよ〜大丈夫〜欲しいもの買えた?」
龍「おう!」
「そっかじゃあ帰ろっか!」
龍「楓」
「ん?」
名前を呼ばれて振り返ると
龍「お揃いな、無くすなよ?」
「え、これ……」
それは私が龍に侮辱されたクマのキーホルダーだった
私はピンクで、龍は青
「いいの…?」
龍「おう、彼女だしな、当たり前だろ。後これ」
そう言って今度はいきなり首元に手を回してきた
「え、ちょ…」
龍「ん、似合ってんじゃん」
そう言って今度は自分の首に何かを付け出した
龍「これもお揃いな」
私の首と龍の首にはリングが2つついてるネックレスがついていた
「え…!ネックレスも…?」
龍「彼氏がネックレスを彼女に送る意味、知ってる?」
え、意味なんてあるの…?
「しらない…」
龍「そ、ま、家で調べてみろ笑」
「え、教えてくれてもいいじゃん」
龍「嫌だね〜笑 ぅし!帰るか!」
「ちょ、教えてよ!」
龍「自分で調べろ〜笑」
もう!なんなのよ!
後に家に着いて調べたけど…
男性が女性にネックレスを送る意味は
「束縛、自分のモノ」
という意味らしいです
「っ……/////龍のバカァァァァァァァ////」
龍「ブェックション!!なんだか寒気が……」
〜おまけおしまい〜
ご挨拶
みなさん初めまして!霧島零桜(キリシマ レオ)と言います!
今回初めて完結Ver.の作品を出しましたが、いかがでしたでしょうか?
自分的には上手くまとまったのではないかと思っております…笑
何回も長編に挑戦しようと思い書くんですが、なかなか書くことが出来ず…日数を分けて書こうとすると知らず知らずに日にちが伸びて「あれ?どんな話だったっけ?」と多々なり、消去を繰り返してきたので、思い切って短編にしてみました!
やはり短編は楽!w
1時間くらいで出来ました!
慣れている方は短編でしたら30分くらいで終わらせる人もいるようですが…(しかもページ数短編なのにまぁまぁ多い…)
私は初心者ということで……笑
また時間がありましたら、短編ですがなにか作品を出していこうかなと思います!
「〇〇系」などのリクエストもお待ちしておりますので、ぜひリクエストくださいな♪
では!またどこかで!!