あっという間に春が過ぎ、
夏も過ぎ、
青葉も紅葉に変わる秋が来た。
美樹はやっぱり学校を休んでいた。
桜都は前より美樹の家を訪ねることが
減ったけれど、
それでも時間がある日は会いに行った。
そんなある日、
いつものように美樹の部屋に入ると、
そこには珍しく起きている美樹がいた。
「美樹っ!!!今日は起きてるじゃん!!
良かったね、
もうすぐで良くなるんじゃない?!」
桜都は嬉しくて嬉しくて、
思わず美樹に抱きついた。
けれど美樹は力なく音の背中に手を回した。
そして、一つの涙をこぼした。
夏も過ぎ、
青葉も紅葉に変わる秋が来た。
美樹はやっぱり学校を休んでいた。
桜都は前より美樹の家を訪ねることが
減ったけれど、
それでも時間がある日は会いに行った。
そんなある日、
いつものように美樹の部屋に入ると、
そこには珍しく起きている美樹がいた。
「美樹っ!!!今日は起きてるじゃん!!
良かったね、
もうすぐで良くなるんじゃない?!」
桜都は嬉しくて嬉しくて、
思わず美樹に抱きついた。
けれど美樹は力なく音の背中に手を回した。
そして、一つの涙をこぼした。