夜空を見上げる君の温かくて分厚い手が
こんなに愛おしくて幸せだったことを
私は自分の手が冷たくなってから気づいた。




残っているのは今はもう何もなくて、
君の優しい目をした笑顔だけ
目を瞑ると浮かんでくる。