賑やかな家だなぁ…。
子どもたちが大きくなって来たので寝る部屋もそれぞれなわけだし。
「今戻った」
「ふん、アンディのバーカ」
「なんだ、俺の可愛いお姫様はご立腹か?」
「いつもそうなのよ。どこかへ行って戻った日には必ずノエルさんのところに行くの」
「だから、アレはハーフを溺愛しているという見せかけだけの関係だと何度も説明している」
「わかっているのですよ、私だって。側妃たちに子どもがいないのはおかしなことだって、理解してますもの‼︎」
ぷぅーと膨れた顔が、やっぱりリスに似ている。
いつまで経っても若いままだな、キャシーは。
「妬いてるのだな?」
「ちょっと、アンディ…」
「んー?機嫌が良くないだろうと仕事を終わらせて早く戻った夫に、褒美はくれないのか?」
「た、楽しんできたのではなくて?」
「まだそんなことを言うか。ならばお前の体で確認してもらおう。あっ、子はいらないのであったな。飲め、避妊薬だ」
「へっ⁉︎」
「これで好きなだけお前を抱ける…」
俺の食指が動くのは、キャシーにだけなのだ。
子どもたちが大きくなって来たので寝る部屋もそれぞれなわけだし。
「今戻った」
「ふん、アンディのバーカ」
「なんだ、俺の可愛いお姫様はご立腹か?」
「いつもそうなのよ。どこかへ行って戻った日には必ずノエルさんのところに行くの」
「だから、アレはハーフを溺愛しているという見せかけだけの関係だと何度も説明している」
「わかっているのですよ、私だって。側妃たちに子どもがいないのはおかしなことだって、理解してますもの‼︎」
ぷぅーと膨れた顔が、やっぱりリスに似ている。
いつまで経っても若いままだな、キャシーは。
「妬いてるのだな?」
「ちょっと、アンディ…」
「んー?機嫌が良くないだろうと仕事を終わらせて早く戻った夫に、褒美はくれないのか?」
「た、楽しんできたのではなくて?」
「まだそんなことを言うか。ならばお前の体で確認してもらおう。あっ、子はいらないのであったな。飲め、避妊薬だ」
「へっ⁉︎」
「これで好きなだけお前を抱ける…」
俺の食指が動くのは、キャシーにだけなのだ。