久しぶりに迎えたふたりきりの夜は、キャシーが可愛すぎる。



とにかく触りまくりたい。



キスしたい。



「アンディっ‼︎もう、ムリっ‼︎」

「そんな言葉より、可愛く鳴いてくれ。もっと乱れればいい…」



もう、このままずっと抱き合っていたい…。



華奢な肩が、細すぎるくらい引き締まった腰が、子どものように小さな足の指が。



この茶色い髪が、耳を刺激する甘い声が、この存在が。



「お前の全てを愛している…」



俺を一瞬で堕落させる。



キャシーのこと以外、どうでもよくなる。



「も、やっ…」

「こら、意識を飛ばすな。まだ足りないのだ…」

「くっ、ふっ…」



無理をさせたくないのに、自分の欲求が上回ってしまい、キャシーを強制的な眠りに引きずり込んでしまった。



これは絶対怒られるな…。



でも、やっぱり幸せだと思う。



早くアレンもこんな幸せを味わった方がいい。



うまくいくことを祈るよ。