そう考えていると まるで心を読んでいるかの様に

[あなたは何の先祖返り(mix)か聞いている。]

せ・ん・ぞ・が・え・り?
何それ..........

[そんな事も知らないの あなたこの学園なんのための学園か知ってる?]

そんなの私が知るわけが無い
1週間前初めて外に出たのに。
そんなことを考ていると、





[あなた もしかして監禁されていたか?]





そう聞こえたのだ
私はその言葉に驚いた。

実質監禁されている様なものだったが、こんな風に聞かれるとは思っていなかったから。


[ここでは監禁など そんな珍しい話でもない]

私はその言葉にさらに驚いた。

なぜなら私が読んだ漫画や見たアニメではそんな事無かったからだ。


そこでやっと私は周りの異変に気がついた。
そうファンタジー世界でしか角や鱗は人に着いているはずないのに ここでは沢山の人(?)が種類は違うが人間ではありえない特徴を持っていたのだ。
そしてそれを見た私は何となく理解してしまった。


この学園は普通ではない事を。自分でそう解釈していると

[確かにこの学園は普通では無い私もまだ知らないことが沢山あるが今知っていることを教えるから最初座ろうとしていた席に来なさい。]

話に夢中になりすぎていた私は自分が立ちっぱなしのだった事に気がついた。
このまま立っていてもまた嫌な事を言われかねないと思ったので私は言われた通りに最初に座ろうとしていた席に座った。