気がつくと目の前に笑顔のおじいさんが立っていた。何故か笑顔のはずなのに怖い

「花咲さん、講堂で大きな声を出さないでください。あと転入そうそう遅刻なんてやめて下さい」

おじいさんは笑顔を崩さないが、
これは絶対怒ってる…………

「すみませんでした! おじいさん。」

おじいさんの顔が ピクっと動いた。

「おじいさんじゃなくて、校長先生です。」

「すみませんでした おz...校長先生。」

おz....校長先生は満足したように頷くと
空いてる席を指で空いてる席を指差した。

(座りなさいって意味かな?)

私は一番後ろの通路側の席に座ろうと決めた。
しかしその席に向おうとした時嫌な言葉が聞こえた。

「あの子みんなの気を引きたいのかなぁ。」

「そうじゃないかにゃ?だって普通こんな目立つような事する人いないもん。」

(私目立とうとしてないのに)

しかし私がこんな事を考てると知らず彼女達は私の悪口をずっと言っていた。

私の中で何かが切れるような音がした。

気づいたら私は彼女達に向かい手をグーにして殴ろうとしていた..........その時


[今彼女達を殴ると逆効果だから辞めた方がいい]


そう頭に直接聞こえた。
私は素直にその静止に従った すると今度は

[あなたは何者?]

そう聞こえた。
(どういうことだろう)