奏斗編
瑠生「栗山と知り合いなのはびっくりだ笑」
奏斗「まあ、ちょっとした縁でね笑」
カランカラン〜
？「遅刻した」
瑠生「遅刻だ」
？「ちょっとぐらいに許して笑」
瑠生「アホか遥のその言葉はもう聞きあきた」
遥「つれねぇーな」
真希「腹減った」
奏斗「ハイハイ笑」
菊「私も手伝います」
奏斗「大丈夫だ、お前も座っとけ」
遥「座ろ〜やっと仕事ひと段落つけたんだしゆっくりしようよ」
菊「わかりました」
瑠生「いつものやつで」
奏斗「はいよ」
瑠生「俺も色々疲れた〜」
菊「あなたでも疲れることあるんですね？」
瑠生「ああ〜ちょっと手のかかる生徒がひとりいるからな〜笑」
遥「美海ちゃんでしょ？笑」
瑠生「ああ、あいつ毎度毎度ちこくなんだよ、はぁ〜」
遥「半泣きして震えてそうだな〜笑」
瑠生「当たりだ」
遥「やっぱり笑可愛いな笑」
瑠生「……お前」
真希「あいつなんかここに慌てて戻ってきてるぞ？」
全員「え？」
カランカラン〜
美海「ごめんなさい！忘れ物しちゃて！」
奏斗「あ、もしかしてこれ？」
美海「スマホあった！笑良かった〜」
奏斗「良かったね笑」
留生「お前おっちょこちょいだな〜」
美海「お父さんに似たんだとおもいます笑」
全員（て事は親父さんも……母親は大変だな）
母「ハックショ……風邪かしら？」
美海「そういえば……先生の知り合いは来たんですか？」
遥「僕達だよ！笑」
美海「あ！遥さん！て事は……」
真希「……」
菊「お久しぶりです」
美海「やっぱり笑」
遥「美海ちゃんこっちにおいで〜笑」
美海「え？でもいいんですか？」
遥「2人ともいい？」
菊「私は真希さんに従います」
真希「好きにしろ」
遥「だってさ！おいでおいでー」
美海「それじゃあ、……先生おとなり失礼します」
瑠生「ん」
遥「いいな〜瑠生そこ変わって〜」
留生「めんどくさい」
奏斗「それじゃあ、チョコケーキ食べる？」
美海「食べます！」
(美海ちゃん可愛いな笑まるで猫見たい笑)
奏斗「どうぞ」
美海「うわぁー！いただきます！……んん〜美味し〜」
感情が豊かだな笑
奏斗「それは良かったよ！笑」
美海「奏斗さんパティシエになれますよ！笑」
奏斗「そんなに褒められると照れるだろ？笑代わりいるかい？」
美海「いります！笑」
奏斗「待ってて」
真希「……」
菊「……」
遥「……美味し？」
美海「はい笑」
遥「ぼくにも一口くれる？」
美海「いいですよ笑」
真希「……おい」
美海「？！はい？」
美海ちゃんが遥にケーキをもって言った途端、真希がちょいキレ気味で食べさせるのを止めた、と思ったら美海ちゃんの腕を引き寄せ遥にあげるはずのケーキを食べた。
真希「あめ、」
美海「そ、それじゃあなんで食べるんですか！」
真希「どんな味か知りたかったから、それだけ」
美海「それなら遥さんの後であげるのに」
真希「先だ」
美海「？」
遥「……」
ピリリ〜
真希のスマホがなり電話に出て少したつと真希は殺気を出しながら店を出ていった。
美海ちゃん泣いてそう……
美海「う……ヒックヒック」
やっぱり
奏斗「大丈夫、美海ちゃんに怒ってるわけじゃないから」
美海「ほ、ほんとに？」
奏斗「うん笑だからもう泣かないで？」
美海「う、うん……ヒック」
奏斗「そうそう笑えらいね笑」
美海「奏斗さんは本当に優しいですね笑」
奏斗「？！……そ、それは美海だけだよ笑」
何今の顔……可愛すぎ
美海「え？！今呼びすて……」
奏斗「？！悪い！嫌だったよな！」
美海「ううん笑仲良くなったみたいな感じがして嬉しいです！笑」
ドキ！
まじ……かよ笑
美海「？どうかしたんですか」
奏斗「いや、ちょっとある事に気づいただけだよ……」
美海「ある事？なんですか？」
奏斗「それはまた今度話すよ笑」
美海「はい！楽しみにしてますね！」
なんで遥があそこまで気に入ってたか分かったよ、この子は天然だ
けど遥は気づいてないんだろうな〜自分がどんだけ美海の事を愛おしそうに見ていたのかを……
あんな顔俺でも見たこと無かったからな〜
美海「奏斗さん！」
奏斗「悪い考え事してた」
美海「そう？」
奏斗「そんな事よりほんとに暗くなってきたからもう帰った方がいい」
美海「そうします！笑」
奏斗「気おつけて帰れよ」
美海「はーい！笑」
奏斗「はぁ〜……あれはズルすぎるだろ、あんな可愛い顔惚れるだろ笑」
瑠生お前が羨ましい……あいつの担任なのが
けどこの思いは言わずに終わるだろう、あの真希が遥にヤキモチ妬くぐらいだからな
だから俺は片思いのままそれでもいつかいえたら少しはあいつ嬉しがるかな〜笑
俺は今本気であいつの事で頭がいっぱいになっていた。
奏斗END
