美海「……」


母「あ〜旅行楽しかったわね〜」


父「そうだね〜本当はもっと二人の時間が欲しかったけどー笑」


母「やだ!あなたった……あら?美海の靴だは?」


父「変だな今日夏休み明けの初日じゃないのか?」


母「……」


2人「まさか!!」



ドドド!!


美海「んん〜うるさいなー」


ばん!!

母「美海!!」


美海「?!な、なになに!なんかあった?!」


母「この子ったら……早く準備しなさい!!遅刻よ!ち、こ、く!!!」


美海「嘘!今何時……もうこんな時間?!」


母「降りる時はゆっくり!」


美海「はー……い、うわぁ!」


ガタン!ゴロゴロ!ドタン!


美海「おしり打った〜」


父「服椅子に置いてあるから顔洗って!」


美海「う、うん!」


母「あの子、きっとアラームし忘れたのね」


父「いつまでたっても可愛いな笑笑」


母「あなた?笑っている場合?」


父「はい、僕も気をつけます」


バサッバサッ


ガチャガチャ


母「落ち着いて入れなさい。ぐしゃぐしゃになるでしょ」


美海「あーーこんな時に上手く入らない!」


父「父さんが入れようか?」


美海「んん〜もうこれ置いてく!それじゃあ、行ってきます!!」


2人「行ってらっしゃい!!」


いつもの慌ただしい変わらない朝だった