それから本当に鬼ごっことは言え難い鬼ごっこが、始まった。


陸「まず、一匹‼︎」


月「あ!捕まった」


  先生達は容赦なく捕まえて行った。


星矢「雨お前もーちっと本気出せよ」


雨「早く捕まった方が楽になるからいい」


星矢「お前な…」


くま「相変わらずだな笑」


雨「勇気大丈夫かな?あいつ運動音痴だし」


全員「…」


勇気「はぁはぁ!」


京介「ふっ笑」


   私は今にでも捕まりそうな状況です。


京介「もう息上がってんぞ」


勇気「はぁはぁ…」


京介「もう楽になれよ」


   やばい!この人、言葉と目が一致してなさすぎなんですけど!


勇気「いやです‼︎」


京介「だったら捕まえる」


  先生は低い声で私に言い放った


勇気「?!…」


   怖い…助けて〜菊さん…


このままじゃ捕まる、私は咄嗟に部屋に入り隠れた。


京介「逃げ切ったか笑」


  スタスタ…


勇気「…」


  先生…私は一生先生にだけは捕まりたくありません


勇気「はぁ…疲れた」


  パタ…


 走り疲れた私は少し横たわった。