〜菊編〜
洗濯物も全て片付け終わった、美海さんは宿題をやっているかもしれないな
菊「……ん?」
美海「すー……すー……」
菊「参ったな、まさか寝てるとは思わなかった、しかも布団の上笑」
まあ、今日は1人で洗濯物をして、宿題をしたんだ、疲れも溜まるはず
美海「んん〜」
私も少し仮眠をしよう……美海さんを見て眠くなってきた……
それから何も考えずに美海さんの横で仮眠をとった
菊「……」
そういえば昔、真希さんと一緒にこうして仮眠をとったことを思い出す
真希『菊見てみろ!日差しに浴びた布団!』
菊『ええ見えます』
真希『庭で一緒に寝よう!今日は天気もいい!』
菊『え、そんなことしたら夏風邪引きますよ』
真希『いいからこい!たっくお前堅物なんだよ笑』
ぼふ!
菊『気持ち……』
真希『だろ笑お前もたまには居抜きが必要なんだからな!笑』
私は……俺はこの頃から真希を絶対に守る、そう決めていた
菊「……懐かしい夢を見たな」
ぼーっとしていると美海さんが胸元までよってきた
菊「ッ……!」
美海「……」
菊「まいったな、本当に熟睡してる笑」
変装しても性格や素振りは変わらないものだな笑
美海「ま、きさん……」
ポタ……
菊「……」
美海さんの夢は真希が出てるのか……
菊「本当に申し訳ありません……」
まだ寝かせたいが、夕食の時間がるくな
菊「み、勇気、勇気起きてください」
美海「んん〜まだ少し」
菊「夕食の準備の時間です。星矢に怒られますよ」
美海「……え!今何時!」
菊「16時です」
美海「行けない!怒られちゃう!ああ〜布団」
たたードタン!
美海「うわ!」
菊「?!……どうやったら転けるんですか?全くそそかっしい、私が片付けておくので行きなさい」
美海「ありがとうございます!」
菊「勇気!」
勇気「?!はい」
案外したわれるのもいいものだな
布団を持ち上げ部屋に向かった。
?「「……」」
菊END