恐る恐る目を開けるとニヤッと笑った春稀。



「キスして欲しかったんだ?して欲しいならちゃんとお願いしないと。ね?」



最悪...。



「してほしいわけないでしょ!」



「素直じゃないなぁ...。ちゃんとお願いしたらしてあげるよ?」



「違うって言ってるでしょ!もういい私今日1人で帰るもん」



「そんな怒るなよ。ほら、送ってやるから」



「むぅ...」



結局送ってもらう私。



だって疲れたんだもん。