あ、そうだ!



今日こそあれを暴いてやらなければ...!



「ねぇ春稀。なんでキラキラスマイルなんか作ってるの...?」



途端に春稀の表情が陰った。



あれ...聞いちゃいけないことだったのかな...?



「やっぱりいいよ答えたくないなら」



「俺...昔の仲間の中ではリーダー的な存在だったんだ...。でも俺はいつも寄ってくる女に冷たく当たって。あるとき女たちの恨みが爆発し、仲間のうちの俺の仲良いやつを傷つけた。だから俺は...俺が嫌いな女にも優しく接しようって決めたんだ...」



突然話し出した春稀は珍しく感情的でいつもと違った。



春稀がこんな闇を抱えていたなんて...。