頑張れDさん第21話
『トゥルルルル♪トゥルルルルの』
(・・・この番号は誰からだ?)
Dさんが嘘をついて司社長と呑みに行って数日が過ぎ、私の携帯電話に見慣れない番号から電話が掛かってきた。
「もしもし」
「もしもし、ネピオンさんですか」
電話からは可愛い声をした女性の声が聞こえてきた。
「はい、そうですが」
「何時もDがお世話になっています。私Dの家内です。」
「あ〜Dさんの〜」
(なっ、何故Dさんの奥様が私に電話してくるんだ?)
私は、突然の電話に少しビックリした。
「はい、じつはDの事でネピオンさんにお聞きした事が有りまして〜」
「はい・・・・」
(お聞きしたい事って何?怖いんだけど)
私は、少し恐怖を感じた。
「先週の金曜日の夜に〜」
「はい、金曜日の夜に」
「ネピオンさんはDといましたか?」
「先週の金曜日の夜ですか〜」
(金曜の夜ね〜あっ!司ちゃんと居たな)
「はい、先週の金曜日の夜です」
「あ〜先週の金曜日の夜はDさん所の社長といましたよ」
「あ〜ハゲ、あっいや、司社長といたんですか」
(?今ハゲ社長と言おうとしたな)
Dさんの奥様の声が少し低くなってきた様な気がした。
「はい、司社長とフィリピン人のママの店にいましたよ〜」
「それでDは来なかったんですね」
Dさんの奥様の口調がキツくなった様な気がした。
「ぇ〜来ませんでしたよ」
「そうですか〜」
「はい」
「わかりました。ありがとうございます。」
「あっ、そうですか」
「すいません。こんな電話をしてしまって〜」
「いや、いや、構いませんよ」
「それでは失礼いたします。」
Dさんの奥様はそう言って電話切ろうとしたのだろうが電話から奥様の声が聞こえた。
『アンタ、また嘘ついたわね〜〜』
「あっ、いや〜」
『プチ♪』
Dさんの小さな声が聞こえた所で電話が切れた。
(Dさん・・・今度は何をやったんだよ!)
『ブルッ!』
「あっ、寒気が・・・・」
・・・・続く・・・
『トゥルルルル♪トゥルルルルの』
(・・・この番号は誰からだ?)
Dさんが嘘をついて司社長と呑みに行って数日が過ぎ、私の携帯電話に見慣れない番号から電話が掛かってきた。
「もしもし」
「もしもし、ネピオンさんですか」
電話からは可愛い声をした女性の声が聞こえてきた。
「はい、そうですが」
「何時もDがお世話になっています。私Dの家内です。」
「あ〜Dさんの〜」
(なっ、何故Dさんの奥様が私に電話してくるんだ?)
私は、突然の電話に少しビックリした。
「はい、じつはDの事でネピオンさんにお聞きした事が有りまして〜」
「はい・・・・」
(お聞きしたい事って何?怖いんだけど)
私は、少し恐怖を感じた。
「先週の金曜日の夜に〜」
「はい、金曜日の夜に」
「ネピオンさんはDといましたか?」
「先週の金曜日の夜ですか〜」
(金曜の夜ね〜あっ!司ちゃんと居たな)
「はい、先週の金曜日の夜です」
「あ〜先週の金曜日の夜はDさん所の社長といましたよ」
「あ〜ハゲ、あっいや、司社長といたんですか」
(?今ハゲ社長と言おうとしたな)
Dさんの奥様の声が少し低くなってきた様な気がした。
「はい、司社長とフィリピン人のママの店にいましたよ〜」
「それでDは来なかったんですね」
Dさんの奥様の口調がキツくなった様な気がした。
「ぇ〜来ませんでしたよ」
「そうですか〜」
「はい」
「わかりました。ありがとうございます。」
「あっ、そうですか」
「すいません。こんな電話をしてしまって〜」
「いや、いや、構いませんよ」
「それでは失礼いたします。」
Dさんの奥様はそう言って電話切ろうとしたのだろうが電話から奥様の声が聞こえた。
『アンタ、また嘘ついたわね〜〜』
「あっ、いや〜」
『プチ♪』
Dさんの小さな声が聞こえた所で電話が切れた。
(Dさん・・・今度は何をやったんだよ!)
『ブルッ!』
「あっ、寒気が・・・・」
・・・・続く・・・