梅雨もそろそろ明ける。
今年は何とか、カエルに遭遇せずに梅雨が終わってくれそうだ。
七月に入ったら大会も続くし、期末テストもあるから色々とバタバタしそう。
でも、中学の時より充実しているかも。
まだまだ友達は少ないけど、最近は女子バスケ部の人達ともよく話すようになってきた。
香の紹介で、香のクラスの女の子とも仲良くなれた。
「みーずほっ。一緒に飯食おー」
昼休み、松永君がお弁当を持って私の席へとやって来た。
「松永君。ごめん、今日は女子バスケ部の人達に誘ってもらってて」
「マジかーっ。最近みずほ、女バスと仲良いもんなぁ」
仲良い、って言われると、つい嬉しくなってしまう。
「じゃあ、行くね」
松永君にそう言って教室を出ようとしてーーだけど教室の出入り口で、私は思わず立ち止まってしまった。
「どうした?」
そんな私の隣に、松永君も不思議そうな声を出しながら立ち並ぶ。
教室前の廊下で、篠原君が女の子と会話をしていたから、その珍しい光景につい足を止めてしまったのだ。
今年は何とか、カエルに遭遇せずに梅雨が終わってくれそうだ。
七月に入ったら大会も続くし、期末テストもあるから色々とバタバタしそう。
でも、中学の時より充実しているかも。
まだまだ友達は少ないけど、最近は女子バスケ部の人達ともよく話すようになってきた。
香の紹介で、香のクラスの女の子とも仲良くなれた。
「みーずほっ。一緒に飯食おー」
昼休み、松永君がお弁当を持って私の席へとやって来た。
「松永君。ごめん、今日は女子バスケ部の人達に誘ってもらってて」
「マジかーっ。最近みずほ、女バスと仲良いもんなぁ」
仲良い、って言われると、つい嬉しくなってしまう。
「じゃあ、行くね」
松永君にそう言って教室を出ようとしてーーだけど教室の出入り口で、私は思わず立ち止まってしまった。
「どうした?」
そんな私の隣に、松永君も不思議そうな声を出しながら立ち並ぶ。
教室前の廊下で、篠原君が女の子と会話をしていたから、その珍しい光景につい足を止めてしまったのだ。