翌朝は、体育館整備の関係で朝練はお休みだった。
教室へと向かうと、何やらうちのクラスの入り口の前に、人だかりが出来ていた。
その人だかりは全員女の子で、どうやら誰かを取り囲んでキャーキャーと黄色い声を上げて盛り上がっている様子。
……何だろう?
不思議に思い、人だかりの隙間からひょこっと顔を出してみると。
「えっ⁉︎」
思わず、驚きの声を上げてしまった。
私のその声に気付いた、人だかりの中心にいた人物が女の子達をよけてこちらへやって来る。
「みずほ、おはよう」
その人物とは、松永君だった……ただし、肩まであった長い髪を、バッサリと短く切っていた。
「ねー昴ー。何で急に髪切ったのー? 短髪もかっこいいけど!」
「ロン毛、トレードマークで気に入ってたじゃんー」
「でも短いのも超かっこ良いよ!」
後ろから女の子達にそう言われた松永君は「ありがと」と笑顔で振り向きながら返事をし、すぐに視線を私に戻す。
「みずほ。昨日の今日で悪いんだけど、少し話せる?」
「え? その……」
「あっちで話そう」
松永君は私の手首を掴むと、どこかに向かって駆け出した。
背後から女の子達が松永君を呼び止める声が聞こえるけれど、彼はお構いなし。
ど、どういう状況?
教室へと向かうと、何やらうちのクラスの入り口の前に、人だかりが出来ていた。
その人だかりは全員女の子で、どうやら誰かを取り囲んでキャーキャーと黄色い声を上げて盛り上がっている様子。
……何だろう?
不思議に思い、人だかりの隙間からひょこっと顔を出してみると。
「えっ⁉︎」
思わず、驚きの声を上げてしまった。
私のその声に気付いた、人だかりの中心にいた人物が女の子達をよけてこちらへやって来る。
「みずほ、おはよう」
その人物とは、松永君だった……ただし、肩まであった長い髪を、バッサリと短く切っていた。
「ねー昴ー。何で急に髪切ったのー? 短髪もかっこいいけど!」
「ロン毛、トレードマークで気に入ってたじゃんー」
「でも短いのも超かっこ良いよ!」
後ろから女の子達にそう言われた松永君は「ありがと」と笑顔で振り向きながら返事をし、すぐに視線を私に戻す。
「みずほ。昨日の今日で悪いんだけど、少し話せる?」
「え? その……」
「あっちで話そう」
松永君は私の手首を掴むと、どこかに向かって駆け出した。
背後から女の子達が松永君を呼び止める声が聞こえるけれど、彼はお構いなし。
ど、どういう状況?