香とお母さんの会話が恥ずかしく感じる。
ちなみに、つい先日のことだけれど、彼氏が出来たことはお母さんにも一応報告した。
恥ずかしいし、ずっと黙っていようかとも思ったけれど、いつまでも隠し事にするのも良くない気がしたし、隠していてもいずれ香を通して知られる気もしたので、そうなる前に自分から打ち明けた。
「でも、やっぱり少しだけ心配だわ。みずほは良い子だけど、人見知りで内気なところがあるから、あちらのお母さんとちゃんとお話し出来るかしら?」
言葉通り心配そうにそう話すお母さんに、香が言った。
「大丈夫ですよ! みずほは確かに控えめなタイプですけどそこがみずほの良いところでもありますし!
それにみずほ、高校に入ってから凄く変わったんですよ! 自分の意見を周りにちゃんと言えるようになったんです! だから大丈夫です!」
香の言葉を聞いたお母さんは「あら」と答え、安心したのかフフッと笑った。
私自身も、香にそんな風に言ってもらえて凄く嬉しかった。
緊張はしているけれど、頑張ってこようと思った。
「じゃあ行ってきます」
香とお母さんに見送られながら、私は家を出て駅へ向かった。
ちなみに、つい先日のことだけれど、彼氏が出来たことはお母さんにも一応報告した。
恥ずかしいし、ずっと黙っていようかとも思ったけれど、いつまでも隠し事にするのも良くない気がしたし、隠していてもいずれ香を通して知られる気もしたので、そうなる前に自分から打ち明けた。
「でも、やっぱり少しだけ心配だわ。みずほは良い子だけど、人見知りで内気なところがあるから、あちらのお母さんとちゃんとお話し出来るかしら?」
言葉通り心配そうにそう話すお母さんに、香が言った。
「大丈夫ですよ! みずほは確かに控えめなタイプですけどそこがみずほの良いところでもありますし!
それにみずほ、高校に入ってから凄く変わったんですよ! 自分の意見を周りにちゃんと言えるようになったんです! だから大丈夫です!」
香の言葉を聞いたお母さんは「あら」と答え、安心したのかフフッと笑った。
私自身も、香にそんな風に言ってもらえて凄く嬉しかった。
緊張はしているけれど、頑張ってこようと思った。
「じゃあ行ってきます」
香とお母さんに見送られながら、私は家を出て駅へ向かった。