思い出した。私を包む大好きなこの匂いに、とろけそうなくらい甘い声。何も変わってない。 「よーくん?」 「そーだよ。やっと気づいてくれた。俺すぐ気づいたのにお前なかなか気づかねーんだもん。」 そう、よーくんだ。あまりに大人になってた気づかなかった。 てか、私抱きしめれてる。抱きしめられてる?! 絶対顔赤いじゃん。 「可愛い顔すんじゃん。」 って、みられてたぁあああーー!