「通学鞄に付けられそう……」
そう言って私は想像してみる。
高校の指定鞄にぶら下げたふわふわのウサギのストラップ。
絶対に可愛い。
「私、それ買おうかな」
カラーバリエーションも豊富だったけれど、幸人くんが持っていたピンク色のウサギがどうしても可愛く思えた。
「オレも買おうかな」
幸人くんの言葉に驚く私。
「幸人くん、ウサギ好きなの?」
「うーん、好きとは思ったことはない、かな」
幸人くんは青色のウサギを選んで、
「お揃い」
と笑った。
「いいの?」
嬉しくて、でも信じられないような気持ちになる。
「私とお揃いで、いいの?」
ニコッと笑った幸人くんは、
「いいんじゃん?」
とウサギのストラップを二つ、レジに持って行った。
そう言って私は想像してみる。
高校の指定鞄にぶら下げたふわふわのウサギのストラップ。
絶対に可愛い。
「私、それ買おうかな」
カラーバリエーションも豊富だったけれど、幸人くんが持っていたピンク色のウサギがどうしても可愛く思えた。
「オレも買おうかな」
幸人くんの言葉に驚く私。
「幸人くん、ウサギ好きなの?」
「うーん、好きとは思ったことはない、かな」
幸人くんは青色のウサギを選んで、
「お揃い」
と笑った。
「いいの?」
嬉しくて、でも信じられないような気持ちになる。
「私とお揃いで、いいの?」
ニコッと笑った幸人くんは、
「いいんじゃん?」
とウサギのストラップを二つ、レジに持って行った。