「幸人くんが持ってきてくれたプリントに、あったよね……?体育祭がもうすぐあるって」
「あ、うん。熱中症予防とか3年生の受験とかの関係で、6月に体育祭するって」
私達はゆっくり顔を見合わす。
「えっ!?」
驚きの短い言葉を発したのは、ふたり同時だった。
「私、体育祭のことは関係ないくらいに思っていたから、心の準備が……!」
「オレ、この間話したっけ?体育祭の出場競技分け、決まったって……!」
「えっ!?」
再びハモってしまう。
「それって私……、何に出ることになっているの!?」
「葵、体育祭に出るつもりしてるんだ!?」
ふたりであわあわと、慌ててしまう。
「落ち着こう」
と言ったのは幸人くんだった。
「あ、うん。熱中症予防とか3年生の受験とかの関係で、6月に体育祭するって」
私達はゆっくり顔を見合わす。
「えっ!?」
驚きの短い言葉を発したのは、ふたり同時だった。
「私、体育祭のことは関係ないくらいに思っていたから、心の準備が……!」
「オレ、この間話したっけ?体育祭の出場競技分け、決まったって……!」
「えっ!?」
再びハモってしまう。
「それって私……、何に出ることになっているの!?」
「葵、体育祭に出るつもりしてるんだ!?」
ふたりであわあわと、慌ててしまう。
「落ち着こう」
と言ったのは幸人くんだった。