「ま、今日は文化祭です!お化け屋敷、成功させましょう!!」
橘先生はそう言ってホームルームを終えた。
校内放送で音楽が流れている。
「どこ回るー?」
「ねぇ、企画係に聞きたいことあるんだけどさー!」
「お化け屋敷ってもう開けていいのー?」
みんながざわざわしはじめる。
「葵、あのさ」
幸人くんが話しかけてきた。
「オレ、午前中は呼び込み係の当番だけど……、午後からは何もないからさ、一緒に文化祭回ろう?」
「え?いいの?」
私は嬉しくなって、大きくうなずく。
「他の人も誘う?」
ウキウキして尋ねると、
「あ、あの、ふたりで回りたい」
と幸人くんが小声で言った。
「え、う、うん……」
なんとなく顔が赤くなる。
橘先生はそう言ってホームルームを終えた。
校内放送で音楽が流れている。
「どこ回るー?」
「ねぇ、企画係に聞きたいことあるんだけどさー!」
「お化け屋敷ってもう開けていいのー?」
みんながざわざわしはじめる。
「葵、あのさ」
幸人くんが話しかけてきた。
「オレ、午前中は呼び込み係の当番だけど……、午後からは何もないからさ、一緒に文化祭回ろう?」
「え?いいの?」
私は嬉しくなって、大きくうなずく。
「他の人も誘う?」
ウキウキして尋ねると、
「あ、あの、ふたりで回りたい」
と幸人くんが小声で言った。
「え、う、うん……」
なんとなく顔が赤くなる。