「うーん、出来たと思う……かな」
「葵は中学校の時も頭良かったもんなぁ。オレは今回も自信ないや」
「そんなことないけど……」
「……」
「……」
また訪れた沈黙。
何だか気まずい空気がずっとまとわりついているみたいで、苦しい。
「幸人くん、あの……」
なんでこんなに気まずいの?
私、何かしたなら教えてほしいよ。
……なんて、言えない。
私も再び黙る。
「文化祭」
幸人くんが口を開いた。
「え?」
「文化祭、もうすぐじゃん」
「あ、そうだね」
「クラスの出し物、何にするのかなぁ?」
幸人くんはそう言って、
「オレ、たこ焼き屋とかしたい」
と挙手した。
「幸人くん、たこ焼き好きだね?」
私は可笑しくてクスクス笑う。
「葵は中学校の時も頭良かったもんなぁ。オレは今回も自信ないや」
「そんなことないけど……」
「……」
「……」
また訪れた沈黙。
何だか気まずい空気がずっとまとわりついているみたいで、苦しい。
「幸人くん、あの……」
なんでこんなに気まずいの?
私、何かしたなら教えてほしいよ。
……なんて、言えない。
私も再び黙る。
「文化祭」
幸人くんが口を開いた。
「え?」
「文化祭、もうすぐじゃん」
「あ、そうだね」
「クラスの出し物、何にするのかなぁ?」
幸人くんはそう言って、
「オレ、たこ焼き屋とかしたい」
と挙手した。
「幸人くん、たこ焼き好きだね?」
私は可笑しくてクスクス笑う。