*
森から出るときに、退出の受付をするために
ギルドに立ち寄る。
そうしないと、「行方不明」扱いになるしな。
「はい。ご帰還 お疲れ様です・・・って
そ・・そっ それは?!!」
あぁ、やっぱりそうなりますよね。
すぐに、受付のお嬢さんに止められる。
「はぁ。どうやら、
懐かれたようで。」
フィロスは困ったように苦笑する。
綺麗に笑うもんだから、
受付のおねーさんが「あぅ・・・」って顔を真っ赤にした。
ですよね。
この、イケメンめ。
その、イケメンフィロスの柔らかそうな髪の毛の上には
出会った精霊様が小さな子猫ぐらいのサイズでちょこんと乗っかっている。
形はウサギと猫とリス って感じ。
ふわふわっとアイボリー色。かわいい。
「あの、精霊様の持ち出しは禁止でして。
そもそも、森の外に出ると、「瘴気」にやられてしまう恐れが・・・」
「ですよねぇ。どうしましょうかね」
フィロスも困ったように
うーーん。と なる。
精霊様はそんなことに気もせず、フィロスの淡いピンク色の髪の毛に
わちゃわちゃとじゃれている。
かわいいな。おい。
俺とジョイルは「ですよねーー」てするしかない。
精霊様は何を思ったか
フィロスから離れない。
いっしょにいくーって駄々っ子のように暴れたんだよね。
仕方ないから、頭にのっけて森を出たんだけど、
ギルドで止められた。
うん。そんな気はしてたよ。
俺でも止めるわ。
『あのねーー?フィロスのね
頭は気持ちいの。キラキラのあったかいの。
だから、動かないよ?』
精霊様は、
フィロスの頭の上に、ちょこん、と立って
受付のおねーさんに告げる。
かわいいな。おい。
困ったおねーさんは、上に連絡したようだ。
すぐに、こちらへ、と後ろに通される。
「あー。。。面倒なことになったらいやだな。」
「大丈夫ですよ。チェース君。」
「・・・フィロス様が、言っても説得力がありません。
チェース 腹をくくりましょう。」
おいおい、フラグじゃねぇよな?
なんて思いながら、俺 フィロス チェースの順に
部屋に通された。
すぐに、ノックがして「失礼する。」
入ってきたのは、明るいオレンジ色の髪の毛の
仕立てのいい 二十代ぐらいの青年・・・身のこなしからみて
貴族であるのは確かだ。
あと、いかついおっさん髪が青みがかっているし
筋肉もすげーな。多分ギルド長とかだろうな。
「どうぞ、掛けて。
えぇと、冒険者・・・フィロス?
君がこのチームのリーダー?
私は、ここの領主代理 ローディゴール=セリア=モントレーだ。
精霊様に関しては領主の判断が必要なため私が来させてもらった。」
「オレは このモントレ森のギルド長の
ジャイロだ。」
とりあえず、腰かけて、
「えぇと、私は冒険者登録はしていないんですが・・
フィロスと言います。」
「俺は、冒険者チェース。」
「僕は、冒険者ジョイルです。」
あ、そういやジョイルは住んでいたシャボンワークの町で
冒険者登録してたんだと。
俺よりランクは上だった。
光の魔法とか、魔力操作が得意だから「サポート役」として
重宝されてたんだと。
森から出るときに、退出の受付をするために
ギルドに立ち寄る。
そうしないと、「行方不明」扱いになるしな。
「はい。ご帰還 お疲れ様です・・・って
そ・・そっ それは?!!」
あぁ、やっぱりそうなりますよね。
すぐに、受付のお嬢さんに止められる。
「はぁ。どうやら、
懐かれたようで。」
フィロスは困ったように苦笑する。
綺麗に笑うもんだから、
受付のおねーさんが「あぅ・・・」って顔を真っ赤にした。
ですよね。
この、イケメンめ。
その、イケメンフィロスの柔らかそうな髪の毛の上には
出会った精霊様が小さな子猫ぐらいのサイズでちょこんと乗っかっている。
形はウサギと猫とリス って感じ。
ふわふわっとアイボリー色。かわいい。
「あの、精霊様の持ち出しは禁止でして。
そもそも、森の外に出ると、「瘴気」にやられてしまう恐れが・・・」
「ですよねぇ。どうしましょうかね」
フィロスも困ったように
うーーん。と なる。
精霊様はそんなことに気もせず、フィロスの淡いピンク色の髪の毛に
わちゃわちゃとじゃれている。
かわいいな。おい。
俺とジョイルは「ですよねーー」てするしかない。
精霊様は何を思ったか
フィロスから離れない。
いっしょにいくーって駄々っ子のように暴れたんだよね。
仕方ないから、頭にのっけて森を出たんだけど、
ギルドで止められた。
うん。そんな気はしてたよ。
俺でも止めるわ。
『あのねーー?フィロスのね
頭は気持ちいの。キラキラのあったかいの。
だから、動かないよ?』
精霊様は、
フィロスの頭の上に、ちょこん、と立って
受付のおねーさんに告げる。
かわいいな。おい。
困ったおねーさんは、上に連絡したようだ。
すぐに、こちらへ、と後ろに通される。
「あー。。。面倒なことになったらいやだな。」
「大丈夫ですよ。チェース君。」
「・・・フィロス様が、言っても説得力がありません。
チェース 腹をくくりましょう。」
おいおい、フラグじゃねぇよな?
なんて思いながら、俺 フィロス チェースの順に
部屋に通された。
すぐに、ノックがして「失礼する。」
入ってきたのは、明るいオレンジ色の髪の毛の
仕立てのいい 二十代ぐらいの青年・・・身のこなしからみて
貴族であるのは確かだ。
あと、いかついおっさん髪が青みがかっているし
筋肉もすげーな。多分ギルド長とかだろうな。
「どうぞ、掛けて。
えぇと、冒険者・・・フィロス?
君がこのチームのリーダー?
私は、ここの領主代理 ローディゴール=セリア=モントレーだ。
精霊様に関しては領主の判断が必要なため私が来させてもらった。」
「オレは このモントレ森のギルド長の
ジャイロだ。」
とりあえず、腰かけて、
「えぇと、私は冒険者登録はしていないんですが・・
フィロスと言います。」
「俺は、冒険者チェース。」
「僕は、冒険者ジョイルです。」
あ、そういやジョイルは住んでいたシャボンワークの町で
冒険者登録してたんだと。
俺よりランクは上だった。
光の魔法とか、魔力操作が得意だから「サポート役」として
重宝されてたんだと。