晴矢side






愛莉「んっ…あれ…」

車の外の陽の光で目を細めながら起きた愛莉。

晴矢「あ…起きた?」

俺が声をかけると、ビックリしている愛莉の姿が。

愛莉「えっ…お兄さん…?」

お兄さん…?
あ…そうか。
年齢も話してないんだった。

晴矢「ははっ、おはよう。」

可愛いなぁ…焦ってる。

愛莉「あ、あの…ここは…?」

やっぱり…声も可愛いな。

晴矢「ここは俺の家の車。今日から愛莉は俺の家族ね?」

愛莉「えっ…わ、私を引き取ったんですか…?」

驚いてる…
なんで私が?!って思ってそう…自分でも無愛想とか…思ってたのか?