戻してる最中、ずっとさっきの事が頭から離れなかった
先輩の声、体温、初めての会話
急に憧れてた人とのイベントに幻だっったんじゃないかと思ってしまう
さっきぶつかってきた男子生徒に感謝かも
あれがなければこんな事は起こらなかったし
でも恥ずかしさのあまり逃げてきてしまった
勿体無いことしたかな
せっかくの先輩とのお近づきだったのに
もう二度とない機会だったかもしれないのに
ため息まじりに、私はまだまだ大量に積まれた本を戻していくのだった
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