私に気づかず振り返ってきた男子がぶつかる

その反動で後ろによろめいてしまう
予想もしてなかった私はそのまま後ろに倒れそうになる

「っ!?」

倒れる覚悟で目を閉じていたが、いつまで経っても倒れない

むしろ支えられている?


私はゆっくり目を開けると、目の前には顔面蒼白になった男子生徒とその友達

次に見たのは私を支えて助けてくれたであろう、男子の腕