答えに詰まるあたしに
この夏わ擬似恋愛
してあげよっか?と
満面の笑顔で言う
拓哉が愛しかった


んなもん要らない。
そう言って断ったのわ
せめてもの強がり

だって拓哉の本当が
欲しかったから、

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