「ただし、すいに行ってもらう高校は学力がそこそこ必要なの。その高校は私の行ってる花宮高校。だけどすいは賢そうだから大丈夫でしょ。あ、私立だけどお金の面は気にしないでね」と私は付け足す。



そう言うと、すいは少し笑って「まあ、学力には自信あるけど…小雪って何者!?」と言った。



私は笑うだけで何も反応しなかった。



「次ははるだよ。はるはどうしたいの?」と聞くと「俺は馬鹿だから行ける高校ないんだって」とはるは言った。



うーん。