けれど、やはり終わりはやってくる。
それは本当にすぐだった。




―――――彼が自首したからだ。


私を解放する。
そして…部屋を出る時に、私は彼にキスをした。

涙で前が見えない。

家を出ると、両親が一目散に私を抱きしめる。

テレビの報道で、私の涙は安堵から出たものとなった。