ようやく沙織さんたちが公園に姿を見せたのは、この公園で待っているようにと、お達しがあってから1時間半が過ぎた頃だった。
もう限界! 腹減りすぎて、もうどうにもならない。
来るまでの間、さっきのコンビニに戻ってパンでも買ってこようかと、自転車に手をかけようとしたときだった。